治療用義歯でお口の中の問題点を解決します。
当院にお越しの患者さんは、他の歯科医院でお手上げとされた患者さんが多く、一筋縄ではいかない難症例ばかりです。当院の技術力をもってしても、いきなり最終の入れ歯を作って、それで完璧に合わせるのはバクチに近いものがあります。
当院では、最終的な結果を良くするため治療用義歯(仮の入れ歯)を一度作って、それを叩き台として問題点を修正し、得られた膨大な情報を元に最終入れ歯の質を可能な限り高めて行きます。
治療用義歯(仮の歯)の役割について、説明いたします。
当院にお越しの患者さんは、他の歯科医院でお手上げとされた患者さんが多く、一筋縄ではいかない難症例ばかりです。当院の技術力をもってしても、いきなり最終の入れ歯を作って、それで完璧に合わせるのはバクチに近いものがあります。
当院では、最終的な結果を良くするため治療用義歯(仮の入れ歯)を一度作って、それを叩き台として問題点を修正し、得られた膨大な情報を元に最終入れ歯の質を可能な限り高めて行きます。
治療用義歯は、当院で患者さんのために初めて作る入れ歯です。基本的には初診で来られた患者さんなので、長年の付き合いもありません。そのため、情報が少なく、あらゆることを想定・イメージして入れ歯を製作しなければなりません。沢山の検査をし、その検査データを元に最終の入れ歯としても使えるレベルのものを仕上げていきます。
仮の入れ歯と言えば、数日で作った即席の簡素な入れ歯(即席義歯は保険適用外で高額な自由診療なのに保険の入れ歯のクオリティ以下)というイメージになりがちですし、実際、そういうものを製作している歯科医院もあります。しかし、当院の治療用義歯は本気で製作しております。そのため、製作期間は1か月程度かかりますが、大幅に合わない入れ歯を無駄に作るよりは、総合すると治療期間の短縮と最終の入れ歯のクオリティの向上につながります。
※抜かないといけない歯が多い方は、治療用義歯を2個作るパターンになることがあります。
一般的に仮の入れ歯というと、とりあえず見た目を程々にどうにかして、柔らかいものだけ食べられれば良く、痛みは我慢してもらうとなる場合が多々ありますが、当院の治療用義歯は最終の入れ歯のクオリティを目指しておりますので、治療用入れ歯でも快適にお使いいただけるように配慮いたします。
例えば、わかりやすいのが部分入れ歯ですが、左の写真のように、治療用義歯でも金属のプレートを薄くして、入れ歯の金具も目立たないように加工しております。治療用義歯(仮の入れ歯)でも、健康保険適用の最終の入れ歯をはるかに超える設計を行います。
仮の入れ歯だからいい加減でいいなんて考えません。患者さんのためにベストを尽くす。これが自由診療というものだと当院は考えております。
治療用義歯を実際に患者さんにお使いいただき、良い点・悪い点を探し出します。そして、良い点は生かしつつ、悪い点を修正することでより良い最終の入れ歯を製作することが出来ます。
例えば、治療用義歯の歯の大きさをもう少し大きくして欲しいということがあれば、最終の入れ歯でさらにイメージに合った歯に変更することが出来ます。入れ歯を作っているうちは患者さんも良いと思っていても、実際に使ってみると気になる点が出てくるものです。
最終の入れ歯のクオリティを上げるために、治療用入れ歯はとても大事なものなのです。
上の写真は、初診時に使われていた入れ歯です。この入れ歯には以下のような問題がありました。
上記のように問題点が多く、当院での治療用義歯製作中の期間のために修理と調整を行いましたが、並行して当院での治療用義歯を出来るだけ早く製作いたしました。
上の写真は、当院で製作した治療用義歯です。元々ご使用の入れ歯の問題点を解決した入れ歯です。この入れ歯に関しては、残っている歯の治療の際に修理予定なので、金属部をわざと少なくして修理が簡単に出来るような設計をしています。最終の入れ歯は、薄い金属のプレートを仕込んでさらに装着感が良くなるように設計しています。
もちろん、治療用義歯を精密に作ることにより、最終の入れ歯の質も上がり、患者さんも治療中の不便が少なく済み、いいことばかりです。
こちらが完成した最終の入れ歯です。治療用義歯の設計から、前歯の見た目に関して修正し、さらに快適にするために金属のプレートで薄く仕上げています。
※リスク・副作用:治療の効果には個人差があります。100%違和感がなく、何でも食べられるようになるわけではありません。生体親和性の良い材料を使用しますが、絶対に過敏症が出ないわけではありません。
※上治療用義歯治療費:275,000円(自由診療)