入れ歯用金属として使用する金合金
部分入れ歯の金具や、総入れ歯の補強プレートとして金属が使用されます。その際に、使用される金合金の性質について説明いたします。金合金は、白金加金・バイオメタルなど色々な呼び方をされていますが、基本的には入れ歯に使用するものはISO規格タイプ4金合金というものです。金の含有量は67.3~70%なので、一般的に言われる16金程度の金の含有量です。
入れ歯治療に使用する金合金の特徴について説明します。
部分入れ歯の金具や、総入れ歯の補強プレートとして金属が使用されます。その際に、使用される金合金の性質について説明いたします。金合金は、白金加金・バイオメタルなど色々な呼び方をされていますが、基本的には入れ歯に使用するものはISO規格タイプ4金合金というものです。金の含有量は67.3~70%なので、一般的に言われる16金程度の金の含有量です。
以上のような特徴があります。
一番大きな欠点は、高価ということです。入れ歯は金属の使用量が多いため、金属代だけで数十万します。それだけで、治療費がぐっと上がってしまいます。しかし、入れ歯としての性質はお口の中でのなじみが良いこと以外はそれほど良くありませんので、当院では積極的に金合金を入れ歯に使用することはありません。但し、かぶせものやブリッジで使用する上では、とても良い素材です。