不要なインプラントは除去可能です。
何らかの事情により、不要になったインプラントは除去することが可能です。入れ歯治療を行うにあたり、過去に埋入したインプラントが不要であれば、除去しますし、何か利用法があれば、その方法について提案いたします。インプラントをどうにかしたいと考えていらっしゃる方は、ご相談ください。
- インプラント周囲炎を起こしており、症状がある場合。
- 治療を行うにあたり、インプラントが邪魔になってしまう場合。
インプラントが不要になった場合、インプラントを除去することが可能です。
何らかの事情により、不要になったインプラントは除去することが可能です。入れ歯治療を行うにあたり、過去に埋入したインプラントが不要であれば、除去しますし、何か利用法があれば、その方法について提案いたします。インプラントをどうにかしたいと考えていらっしゃる方は、ご相談ください。
インプラント除去には、以下の方法があります。
インプラント周囲炎で、インプラントを支えている骨の組織が殆ど溶けしまっている場合は、引っ張るだけでとれることがあります。
左図のような、インプラントを除去するための専用の器具があります。全てのインプラントに使えるわけではありませんが、適合する場合は、比較的負担を少なくして除去することが出来ます。
インプラントはチタンで出来ていることが多いです。チタンは比較的柔らかい金属なので、最悪、全て削って取り除くことが出来ます。削る際は、極力周りの組織を傷つけないように注意しながら、ルーペやマイクロスコープを使用して除去します。
インプラント埋入の位置によっては、除去の処置に大きなリスクを伴うことがあり、実質除去不能となることがあります。インプラント除去は、外科処置になりますので、全身状態によっては、処置不能になることがあります。
インプラントの上部構造(歯の頭の部分)を別のパーツに交換して、再利用できることがあります。但し、インプラントのメーカーにより、そのインプラントに対するパーツを製造しているかどうか等の状況により、必ず再利用出来るわけではありませ。特に古いインプラントやマイナーなインプラントの場合、パーツ自体が製造中止により入手不可能で、再利用について制限があることがあります。お困りの方は、一度ご相談ください。